- いんが
- I
いんが【印画】印画紙などに陽画像を焼きつけること。 また, 焼きつけた画像。IIいんが【因果】※一※ (名)(1)原因と結果。
「~関係」
(2)〔仏〕(ア)今ある事物が以前の何らかの事物の結果であり, また将来の何らかの事物の原因であること。 (イ)自分のなしたよい行為や悪い行為に応じて, それに相当するよい報いや悪い報いがあること。 (ウ)現在の不幸は, 前世での悪業によっているということ。「これも~とあきらめる」
※二※ (形動)不運な巡り合わせであるさま。 いやな運命にあるさま。「~な生まれつき」「~なやつだ」
~の小車(オグルマ)因果の巡ることを車にたとえたもの。~は皿の縁(フチ)皿のふちを一回りするくらいの短い時間で因果は巡ってくる。 因果の巡りの速いたとえ。「~と人の笑ふもかまはず/浮世草子・置土産 3」
~を含・める事情を説明して納得させる。 また, やむをえない状況を説明してあきらめさせる。IIIいんが【院画】中国の翰林図画院(カンリントガイン)の画家たちが描いた絵, またはその様式をそなえたもの。 宋代頃おこる。 時代や絵の種類によって画風が異なるが, 一般に細密で写実的な山水・花鳥画をさすことが多い。 院体画。IVいんが【陰画】ネガティブ{※一※}に同じ。⇔ 陽画
Japanese explanatory dictionaries. 2013.